コンサートやライブイベントでは、その一瞬一瞬がアーティストと観客の熱気と感動に包まれています。
その“空気”や“エネルギー”を写真として記録することで、イベントの記録はもちろん、SNS投稿やプロモーション、アーティストの公式素材などにも活用されます。
とはいえ、「ライブの撮影をプロに依頼するのは初めて」という方にとっては、何を準備すればよいのか、どんなことに注意すべきか、不安も多いのではないでしょうか?
今回は、初めて出張撮影を依頼する幹事様・ご担当者様向けに、コンサート・ライブ撮影を成功させるための準備と、当日気をつけるべきポイントを分かりやすく解説します。
撮影を依頼する前に整理しておきたい4つのこと
「カメラマンに何を伝えたら良いかわからない…」という方もご安心ください。
以下の4つのポイントを事前に整理しておくだけで、撮影がスムーズに進み、満足のいく仕上がりになります。
撮影の目的と活用先を整理しよう
まずは、「何のために写真を使うのか」を明確にしましょう。
たとえば、以下のような用途があります。
- SNSでのリアルタイム発信やイベント報告
- オフィシャルWebサイトでの実績紹介
- アーティストの宣材写真・プロフィール用
目的がはっきりすれば、撮るべきカットや求められる雰囲気も明確になります。
撮影許可や現場制約の確認を忘れずに
ライブ会場には、主催者・出演者・会場管理者など複数の関係者が関わっています。
そのため、事前に以下を必ず確認しておきましょう。
- 撮影可能な時間帯(リハーサル・本番)
- フラッシュの使用可否
- カメラマンが立ち入れるエリア
- お客様の写り込みに関する制限
- アーティスト本人の撮影許可
「撮れると思っていたけどNGだった」というトラブルを避けるためにも、事前の確認と調整は必須です。
カメラマンと「押さえておきたいカット」を共有する
ライブ撮影では、ステージ上の演出が時間ごとに目まぐるしく変化します。
事前に以下のような「撮り逃したくないカット」をリスト化しておくと安心です。
- アーティストの登場シーン
- 客席からの引き画(会場全体の雰囲気)
- 照明演出とアクションが重なる瞬間
- グループ全体とソロアップ
- ラストシーン(挨拶、集合、カーテンコールなど)
セットリストやタイムテーブルと一緒に共有しておくことで、撮影の精度が格段に高まります。
写真の雰囲気や希望のテイストを伝える
「アーティストの表情重視」「臨場感のあるモノクロ」「空気感重視の引き画」など、写真に求めるテイストや参考画像があれば積極的に共有を。好みの方向性が伝われば、より満足度の高い撮影につながります。



撮影当日に気をつけること
当日は、円滑に撮影を進めるために以下の点を意識しましょう。
カメラマンとの窓口担当者を決めておく
当日は音響・照明・運営など、関係者が多く現場は慌ただしくなります。
撮影対応の窓口として、カメラマンと直接やり取りできる担当者を1名決めておきましょう。
「照明のタイミングを合わせたい」「立ち位置を変更したい」などの即時判断にもスムーズに対応できます。
撮影前後の現場チェックを忘れずに
撮影開始前には、機材・背景・客席周辺の不要な物が写り込まないか確認しましょう。
また、本番後に記念カット(楽屋、集合写真など)を撮影する場合は、スケジュールに余裕を持たせることもポイントです。
気になることは、その場で相談する
「もう少し、歓談中の写真を増やしてほしい」「こんな角度からも撮ってほしい」など、気になることがあれば、遠慮なくその場でカメラマンに相談しましょう。
以上となりますがいかがでしたでしょうか。
しっかり準備をして、大切なイベントの思い出を最高の形で残しましょう。
ご依頼前の相談も、もちろん大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

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初めての撮影依頼でも、事前に希望やイメージをしっかりと共有することで、よりスムーズに進行できます。
企業・店舗・施設撮影をする際は、上記のポイントを参考にして準備を整え、撮影してみてください。
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