イベントや行事の写真は、思い出を記録し、企業の魅力を発信する重要な要素です。
しかし、初めての撮影では何から準備すれば良いのか、どんな点に注意すべきか迷うこともあるでしょう。
そこで今回は、初めてイベントや行事撮影を依頼するときの準備と気をつけることについて解説します。
目次
撮影の目的を明確にする
イベント撮影の目的によって、撮影対象・構図・撮影手法が変化します。
各目的ごとの具体的なポイントを解説します。
記録:イベントの様子を残す場合
「何を」
- 全体感 :会場全体の様子(参加者数・会場レイアウト)
- ディテール :ポスター・展示品・参加者の表情
- タイムライン:イベントの流れ(開始→中間→終了)
「どのように」
- 多角度撮影:正面・横・後ろ姿を組み合わせて全体像を伝える
- 枚数重視 :同じシーンを多数撮影し、後で選別
- 事実性重視:構図や光を意識せず、自然な様子を記録
広報:Web/SNSで発信する場合
「何を」
- ハイライトシーン:登壇者の熱い表情・参加者の盛り上がり
- ブランド要素 :ロゴ入り展示物・特設ブース
- ストーリー性 :イベントの成果(例:参加者数・反響)
「どのように」
- ダイナミックな構図:低角度・高角度で迫力ある映像
- 表情の瞬間捕捉 :登壇者の手元の動きや参加者の笑顔
- メッセージ統一 :1つのテーマに焦点を絞った撮影
集客:次回参加を促す場合
「何を」
- 参加者の満足感:笑顔・交流の様子
- イベントの魅力:新商品・特別企画の詳細
- 成功事例 :参加者インタビュー・成果物の展示
「どのように」
- 感情を伝える構図:参加者の熱気あふれる表情をクローズアップ
- 比較表現 :過去のイベントとの差異を視覚化
- アクションシーン:参加者が体を動かす様子(例:ワークショップ)
目的 | 撮影対象 | 構図の特徴 | 撮影手法 |
記録 | 全体感・ディティール・タイムライン | 多角度・事実性重視 | 枚数重視・自然な様子 |
広報 | ハイライト・ブランド要素・ストーリー | ダイナミック・表情 | メッセージ統一・迫力 |
集客 | 満足感・魅力・成功事例 | 感情伝達・比較表現 | アクション・感情強調 |



撮影当日までの準備
撮影内容・場所・時間帯の選定
目的が明確になったら、具体的な撮影内容を決定します。
- 撮影したいシーン
受付、講演、参加者の様子、集合写真など - 撮影場所
会場全体、ステージ、特定のブースなど - 撮影日時
イベント・行事の開始から終了まで、特定の時間帯のみなど
カメラマンに要望を伝える
撮影当日まで下記をカメラマンに共有すると、希望の写真・映像の撮影がしやすいです。
- 撮影の目的
- 撮影したいシーン
- 希望する構図
撮影当日に気をつけること
タイムスケジュール
カメラマンに当日のタイムスケジュールを共有しましょう。
準備や撤収時間も考慮してスケジュールを作成するとよりスムーズです。
撮影場所の確保
カメラマンがスムーズに撮影できるよう、撮影場所の確保もポイントです。
参加者への周知
撮影を行う旨を参加者に事前に周知しておきましょう。
以上となりますがいかがでしたか。
初めてのイベント・行事撮影では、準備と注意点を意識することでスムーズに撮影可能です。
この記事を参考に魅力的なイベントや行事撮影が成功することを願っております。
他にも撮影するにあたってご不明な点がありましたらお気軽にご相談ください。
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初めての撮影依頼でも、事前に希望やイメージをしっかりと共有することで、よりスムーズに進行できます。
企業イメージを左右する大切な写真を撮る際は、上記のポイントを参考にして準備を整え、撮影してみてください。
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